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DISCOVERY : WORK THIS WAY

Archive for 2015.07


WAR WAR TONIGHT

戦後70年。8月になれば各局戦後70年特別企画番組が放送されるだろう。
松嶋菜々子主演の『レッドクロス〜女たちの赤紙〜』も話題にあがっているようで。
レッドクロス、、赤十字、、、天皇家、、、

と、いうことで最近読んだ本です。


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「野火」大岡昇平

敗北が決定的となったフィリピン戦線で結核に冒され、
わずか数本の芋を渡されて本隊を追放された田村一等兵。
平凡な一人の中年男の異常な戦争体験をもとにして、
彼がなぜ人肉嗜食に踏み切れなかったかをたどるー。

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丁度フィリピンのセブ島に行く数日前に
理髪店を営む先輩にいただいた1冊。

現地で読んでいる数日間は、
南国にかかわらず、かなり精神を持っていかれた。



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「昭和16年夏の敗戦」 猪瀬直樹

昭和16年春、佐々木直 元日銀総裁ら将来を嘱望された
エリート官僚たちが、ひそかに霜が関に集められた。
“総力戦研究所”研究生として彼らは模擬内閣を作り
日米戦争の行方を検討した。 結果は敗戦ー。
だが時の内閣はこの結果を無視し、あの不幸な戦いに突入した。

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官民から選ばれたエリートが作る模擬内閣が導く行方と
軍部、内閣、天皇が戦争決定するまでが詳しく書かれていて
大変に良いノンフィクション。
大本営の前線を無視した傲慢な戦略や私欲が腹立たしい。




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「逃亡 上/下」 帚木 蓬生

1945年8月15日、日本敗戦。
国内外の日本人全ての運命が大きく変わろうとしていた―。
香港で諜報活動に従事していた憲兵隊の守田軍曹は、
戦後次第に反日感情を増す香港に身の危険を感じ、離隊を決意する。
本名も身分も隠し、憲兵狩りに怯えつつ、命からがらの帰国。
しかし彼を待っていたのは「戦犯」の烙印だった……。
「国家と個人」を問う日本人必読の2000枚。柴田錬三郎賞受賞。

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香港での憲兵隊の話はあまり読んだことがなかったので
新鮮で面白い。
敗戦による出征時と復員時の日本国、国民の様変わり様がよくわかる。
天皇に対して、登場人物の言葉としてここまで意見を述べる作者は
そういないのでは? オススメです。





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「ひとり暮らしの戦後史」 塩沢美代子 島田とみ子

戦後、日本復興の最中 賃金問題、格差問題
独身中高年婦人の生活を、当時の日本のシステムを絡めて
まとめた一冊。

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この時代からみたら現代の女性の社会的地位は様変わりしたなと関心する。
ただ、世間を見ていると、ファッションでも何でも”餌”にくいつくのは女で”餌”をまくのは男だ。
環境適応能力がありすぎてしまうのか????




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「軍旗はためく下に」 結城昌治

陸軍刑法の裁きのもと、故国を遠く離れた戦場で
弁護人もないままに一方的に軍律違反者として処刑されていった兵士があった。
知られざる戦場の非常を戦後世代に訴える、直木賞受賞の著者代表作。

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敗戦後24年、敵前逃亡として処刑された兵士の真相を
当時の関係者たちにインタビューしながら真実に迫っていく。
殺害した上官の肉を飯盒に詰め野豚の肉だと話し、塩と交換交渉した事件など
日本軍の前線現場での出来事が当事者の口から伝えられるリアルフィクション。





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こういった、特に戦後処理の話を読むと、
多くの兵や上官が戦犯者として裁かれるのに対し、

なぜ、最も戦争責任がある戦犯、天皇が裁かれないのか?????

という疑問だけが残るのである。
さぁ、戦後70年、どこかのメディアがこの事に触れるのか!?







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ミリ本

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お前は読め。
と皆にあまりにも勧められたので購入した小説『ジェノサイド』:高野利明(角川書店)

父の意思を継ぐ大学院生と、一人息子のために戦い続ける傭兵。
交わるはずのない二人の人生が交差する時、驚愕の事実が明らかになる。
それは、アメリカの情報機関が察知した、人類滅亡の危機-
(帯キャッチはセンス無いね。)

ミリタリー物といえば、

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『ルール』古処誠二

太平洋戦争末期のフィリピン。
弾薬も、食べ物も、底をつく。
栄養失調、マラリア、脚気。
ただ、生きるために歩く日本兵。


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『五分後の世界』村上龍

五分のずれで現れたもう一つの日本は、UG(アンダーグラウンド)と呼ばれ
人口二十六万に激減し地下に建国されていた。
駐留する連合国軍相手にゲリラ戦を続ける日本国軍兵士たちーー。


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『半島を出よ』 村上 龍

テロの危険に日本政府は福岡を封鎖する。
逮捕、拷問、粛清、白昼の銃撃戦、被占領者の苦悩と危険な恋。
北朝鮮の後続部隊12万人が博多港に接近するなか、ある若者たちが決死の抵抗を開始した。


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『戦争の法』 佐藤 亜紀

1975年、日本海側にあるN県が突如独立を宣言し、
街にはソ連兵が駐留するようになった。
中学生の「私」は崩壊した家を捨てて山へ行き、
ゲリラの一員となって厳しい訓練を受けるが…。


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『虐殺器官』 伊藤計劃

後進国で頻発する民族虐殺の背後には謎の米国人ジョン・ポールの存在があった。
米情報軍のクラヴィス大尉はインド、アフリカの殺戮の地にその影を追うが……


古処誠二は凄い。
単調だけど、文から「間」「緊張」「気まずさ」が感じ取れる。
古処戦争文学、是非。



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Dear ナルシマリョウ

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スキャン

6年振りに見たあなたは随分と変わってしまいましたね。
昔のようなあの、 全てを否定し、叩きつぶすような目ではなくなっていました。

紙に印刷されるあなたを見ることを待ち望んでいる私達には
今のその姿は堪え難いものがあります。

またあの頃のナルシマリョウが戻ってくる事を心待ちにしています。



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