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『The Age of Cheap』(低価格時代の深層)
制作:AMIP(フランス 2012年)

・The Age of Cheap1→→→PLAY
・The Age of Cheap2→→→PLAY
・The Age of Cheap3→→→PLAY
・The Age of Cheap4→→→PLAY
・The Age of Cheap5→→→PLAY


僅か数年前と比べても、モノの値段が大きく下がっている。

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私も頻繁に飲むセブンイレブンのドリップコーヒー。
レギュラーサイズで1杯100だ。すでに1億杯を売り上げている。
それまでのコーヒー店の半値程だろう。


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今まで10分1,000円〜程だったマッサージ店。
ここ最近でバンバン低価格の店舗が出来ている。
60分2,980円だ。これも半値。


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ネイルサロン。
近年”ファストネイル”なるものが出てきてた。
決まったデザインパターンから選ぶだけの定価格サロンだ。
ただでさえ値下げが激しいネイル業界、
こちらも3,120円と半値程だろう。


デザイン業界も”安さ”の横暴が激しい。
もう凄いことになってる。
もちろん、安さを唱うデザイン屋のクオリティはズバ抜けて低いが。。


さて、今回紹介するドキュメンタリーの最後に

「DISCOUNT」というアイディアは戦争で経済が疲弊した時代に生まれたもので
貧困の現れであり、経済を飛躍的に成長させるものでは無い。

と語っている。
安いモノを求めるということは、
それを穴埋めする人が存在するということ。


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安い賃金で重労働を課せられる。
そこで得た賃金で安いものを求める。

安くするためのアイディアは生まれるが、
良いものを提供(購入)するためのアイディアは生まれない。

そうすると、どんどん発想がフラットになるんじゃないかな。
同じモノを提供して同じモノを求める。それで満足する。

良いモノを安く買えるように見えて
実は良いモノの基準値が下がっているだけであったり。

と言うか、”本当に良いもの”の価値が分からなくなってるように思える。
SNSや普段の会話の中でも、
(カッコイイ)(可愛い)(オシャレ)
という感想、評価を聞くことができるが、

(なぜ? え? コレが??)となってしまう。

良いデザインモデルが安定化、周知化、低価格化されて
誰にでも出来るようになったのだ。

「和モダン」という言葉で居酒屋が(お洒落)と言われるようになった時
どうも心地の悪い違和感があった。
居酒屋のデザインの底が上がって安定したことを感じた。

ユニクロの服と同じで、
ただ、味気なかった。



そうは言っても私自身もコーヒー1杯からLCCと
低価格の恩恵を受けている。

ユニクロ、ワタミ、アマゾン……..etc

その恩恵の裏には札束に目を細めている人間と
今日も、汚れた手をポケットにしまい、夜空を見上げる人達がいるのだ。




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